全館空調のハウスメーカーおすすめ11選!後悔しないための選び方は?
「全館空調を取り扱っているハウスメーカーのおすすめが知りたい」と考えていませんか。
全館空調を取り扱っているハウスメーカーや工務店は17社以上あります。
多額の費用がかかるものですから、後悔したくないのは当然です。
そこで、本記事では全館空調のハウスメーカーおすすめ11社と、後悔しないハウスメーカーの選び方、重視すべきポイントを紹介します。
本記事を読めば、全館空調の観点でおすすめのハウスメーカーを知ることはもちろん、後悔しないハウスメーカー選びが出来ることは間違いありません。
全館空調のメリット・デメリット
全館空調の主なメリット、デメリットを紹介します。以下の通りです。
メリット |
|
デメリット |
|
それぞれについて詳しく解説していきます。
全館空調のメリット
・ヒートショックを防ぐことができる
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを指します。
この原因は、10℃以上の気温差がある場所に移動した際に急激に血圧が低下することです。
全館空調を導入することで、家の中に寒暖差ができないため、ヒートショックを防ぐことができます。
・メンテナンスの手間を減らせる
本体にフィルターがついているため、掃除が簡単です。
メンテナンスの頻度はメーカーによって様々ですが、中には月に1回掃除が必要な全館空調を損座します。
しかし、これは普通のエアコンと一緒で、エアコンメーカーが推奨している掃除頻度と変わりはありません。
エアコンを設置する場合は台数分の掃除が必要ですが、全館空調の場合は1台分の掃除で済むため、手間を減らすことができます。
・家の間取りやデザインの自由度が上がる
全館空調は、壁掛け型のエアコンと違って内装をすっきりさせることができます。
そのため、エアコンを設置するために妥協していた間取りやデザインを採用することが可能です。
・空気清浄機能も備わっている
全館空調は新型コロナウイルスの影響もあり、温度だけでなく空気清浄機能を備えているものが多く登場しました。
外気の花粉やホコリを換気の際に除去することで、きれいな空気を室内に送り込んでくれます。
ただし、全てのメーカーで実装されているわけではないので、導入前に確認しましょう。
全館空調のデメリット
・通常の冷暖房より電気代がかかる場合がある
全館空調は基本的に24時間稼働させ続けるのが正しい使い方です。
そのため、通常の冷暖房よりも電気代がかかる場合があります。
しかし、部屋数が多い家がそれぞれの部屋でエアコンを使うよりかは、電気代は安いです。
全館空調1台分にかかる電気代に圧縮できる点は、半分メリットなのかもしれません。
・故障時に全室の冷暖機能が停まる
全館空調は基本的に家の中で1つだけエアコンを設置します。
そのため、故障などで使えなくなった場合は、全室の冷暖機能が停まってしまい生活が不便です。
故障時にも対応できる備えとして、冷暖房設備を用意しておきましょう。
・導入費用が高い
全館空調の導入費用の平均は100~250万円です。
その他にメーカーによる定期点検やフィルター交換にかかる費用も発生します。
電気代を省いたランニングコストとして年間3~5万円程度が必要です。
・乾燥しやすい
全館空調は一般的に乾燥しやすいと言われています。
温度と湿度は反比例の関係にあるため、高い温度での送風により、家の中の湿度を奪ってしまうことが大きな原因です。
乾燥が気になる人は加湿機能付きの全館空調を導入すると、家の中の湿度を保ったまま生活することができます。
全館空調の観点でハウスメーカーを比較する際に重視すべきポイント
全館空調の観点でハウスメーカーを比較する際の重視すべきポイントを4つ解説します。
重視すべきポイントは以下の4つです。
それぞれについて詳しく解説していきます。
ハウスメーカーごとの全館空調導入コスト
全館空調ではメーカーによって導入コスト(初期費用)が異なります。
導入コストが決められている主な要素は以下の3つです。
・付属機能の有無→除湿、加湿、脱臭、タイマー機能などが多いほど値段が上がる。
・配管の複雑さの有無→複雑であるほど設計や工事の難易度が上がるため、工事費が高額になる。
・空調室の有無→温度管理方法によって専用の空調室が必要。必要な場合は工事費がかさむため高額になる。
全館空調の温度管理方法は4種類
温度管理方法は全館空調ごとに異なり、主に以下の4つの方法から採用されます。
温度管理方法 | 概要 |
天井吹き出し型 | 天井に噴き出し口を設置して空気を送る方法 |
床下冷暖房型 | 床からの熱と送風で空気を家全体に送る方法 |
壁パネルからの輻射型 | 壁に設置した冷暖房パネルによって、家全体の温度を調節する方法 |
壁掛けエアコン型 | エアコン1台と各部屋ごとの採風場所の設置によって、家全体の温度を調節する方法 |
全館空調によっては2つ以上の温度管理方法を採用しているものもあります。
全館空調の販売方式は2種類
販売方式も全館空調ごとに異なります。
一般的な販売方式は以下の2つです。
販売方式 | 概要 |
ハウスメーカー系の全館空調 | ハウスメーカーと全館空調メーカーが同じで、そのハウスメーカーで建設することが決定した場合、他メーカーを選択することは出来ない。 |
ビルダーフリーの全館空調 | 工務店が全館空調メーカーの加盟店となって設計、施工、アフターフォローまで担当する。 家全体に関わる設備のため、安全面やメンテナンスの観点から、基本的に加盟店制度を採用している。 |
ビルダーフリー系の全館空調の方が融通が効くことが分かります。
ハウスメーカー系の全館空調の場合は、セットになっている全館空調しか導入することができないので、理想を叶えづらいことはデメリットです。
気密性や断熱性
熱の出入りが激しい家だと、全館空調で冷暖した空気も外に出ていってしまいます。
そのため、住宅そのものの気密性や断熱性も重要です。
気密性や断熱性は「断熱等性能等級」や「UA値」という数値で表されており、公式HPで記載されています。
「断熱等性能等級」は等級5が最高等級、「UA値」の最高値は0.26で、0.46以下であれば高断熱です。
加湿機能の有無
前項で解説した通り、全館空調は乾燥しやすいというデメリットがあります。
空気が乾燥することによって起こるリスクには
・ウイルスの増加
・喉や目、肌トラブル
・火災
などがあり、生活や健康に支障をきたすものばかりです。
そのため、近年では加湿機能付きの全館空調が発売されています。
別で加湿器や石油ストーブを用意しておくと加湿に対する心配はなくなるでしょう。
トラブル時のアフターサービスと保証期間
全館空調のアフターサービスや保証期間は、建築物に対するアフターサービスや保証期間とは異なります。
そのため公式HPに記載されている保証期間が、全館空調のものであるか確認しましょう。
また、一般的に全館空調の寿命は10~15年といわれています。
保証期間が10年よりも短い全館空調を導入してしまうと、アフターサービスを受けれない可能性もあるので注意が必要です。
全館空調のハウスメーカーおすすめ11選!
全館空調のおすすめハウスメーカーを11社紹介します。
比較表は以下の通りです。
ハウスメーカー名 | 温度管理方法 | 導入コスト | 保証期間 | 加湿機能 | 気密性・断熱性 | 特徴 |
積水ハウス | 天井吹き出し型 | 200万円前後 | 5年間 | あり | 断熱等性能等級4 ZEH対応 |
付属機能が多く、使い勝手がいい |
ヤマト住建 | 壁掛けエアコン型 | 130万円前後 | 10年間 | なし | ZEH対応 | 寿命が他の全館空調に比べ長い |
アエラホーム | 天井吹き出し型 | 150万円前後 | 10年間 | 要問合せ | ZEH対応 | 高性能なダブルエアフィルターを実装 |
一条工務店 | 天井吹き出し型 床下冷暖房型 |
1.5万円/坪 | 10年間 | 要問合せ | UA値0.25 ZEH対応 |
超気密・超断熱で快適な温度を保つ |
ヒノキヤグループ | 天井吹き出し型 | 120万円前後 | 10年間 | なし | 断熱等性能等級4 ZEH対応 |
業界シェアトップクラスの実績 |
住友林業 | 天井吹き出し型 | 200万円前後 | 10年間 | あり | 要問合せ | 外気冷房機能が実装されており自然の涼しさを室内に |
トヨタホーム | 天井吹き出し型 床下冷暖房型 |
120~150万円前後 | 10年間 | あり | 断熱等性能等級4 UA値0.7 ZEH対応 |
室内温度差±1℃を実現。 |
ユニバーサルホーム | 天井吹き出し型 床下冷暖房型 |
180万円前後 | 30年間 | なし | ZEH対応 | 保証期間が最長30年間あり、アフターフォローも充実 |
パナソニックホームズ | 天井吹き出し型 | 200万円前後 | 最大60年間 | なし | UA値0.6 ZEH対応 |
2019年省エネ大賞受賞 ±2℃の範囲内で温度調整可能 |
三井ホーム | 天井吹き出し型 | 200万円前後 | 10年間 | あり | UA値0.43 ZEH対応 |
累計売上35000台。加湿機能を業界初の標準装備 |
アキュラホーム | 壁掛けエアコン型 | 250万円前後 | 10年間 | 要問合せ | UA値0.6 ZEH対応 |
階ごとに温度調整可能。タイマー機能も実装されている |
※導入コストに関しては坪数や間取りで変化します。参考程度に捉えてください。
それぞれのハウスメーカーについて詳しい特徴を解説していきます。
積水ハウス【エアシーズン】
温度管理方法 | 天井吹き出し型 |
導入コスト | 200万円前後 |
保証期間 | 5年間 |
加湿機能 | あり |
気密性・断熱性 | 断熱等性能等級4、ZEH対応 |
エアシーズンは冷暖房、加湿、除湿、換気の4つの機能が標準装備された全館空調です。
多機能なため使い勝手は良いですが、加湿機能は貧弱という口コミが多くあります。
実はここだけの話、積水ハウスの営業担当にエアシーズンの性能についてヒアリングしたのじゃが、担当いわく「エアシーズンの加湿機能はおまけ程度のものだと考えておいたほうがいいです」と言っておった。
引用;マイホーム博士が注文住宅を解説するブログ(https://www.santodomingocc.com/sekisuihouse/917/)
↑ここはちゃんと根拠となる口コミを引用で入れてください。
乾燥しやすい可能性があるので、加湿器を別で用意しておくのがおすすめです。
また、0.5畳の室内機械室が必要で、保証期間も他のハウスメーカーと比べ短くなっています。
ヤマト住建【YUCACOシステム】
温度管理方法 | 壁掛けエアコン型 |
導入コスト | 130万円前後 |
保証期間 | 10年間 |
加湿機能 | なし |
気密性・断熱性 | ZEH対応 |
YUCACOシステムは、シンプルな構造になっているのでメンテナンスがしやすい全館空調です。
メンテナンスが面倒という導入に対する障壁をクリアにしてくれるため、人気があります。
また、花粉やPM2.5などの微小な粉体を除去する清浄機能が優れており、花粉症の方にはおすすめの全館空調です。
アエラホーム【Air Rea】
温度管理方法 | 天井吹き出し型 |
導入コスト | 150万円前後 |
保証期間 | 10年間 |
加湿機能 | 要問合せ |
気密性・断熱性 | ZEH対応 |
Air Reaはフィルターが優秀です。
高性能ダブルエアフィルターを実装しており、インフルエンザウイルスを不活化させ、ダニや花粉などのアレルゲンの活動も抑制させます。
健康被害が心配される物質の流入を徹底的に防ぐことに成功しました。
また、PM2.5除去フィルターや消臭フィルターも搭載されています。
一条工務店【全館さらぽか空調】
温度管理方法 | 天井吹き出し型、床下冷暖房型 |
導入コスト | 1.5万円/坪 |
保証期間 | 10年間 |
加湿機能 | 要問合せ |
気密性・断熱性 | UA値0.25、ZEH対応 |
一条工務店は、戸建て住宅用全館空調システムを世界で初めて導入に成功しています。
その当時から、全館さらぽか空調を発売しており様々な機能がアップデートされてきました。
湿度のコントロールに長けており、夏は除湿、冬は保湿を換気しながら行うのが特徴です。
超気密・超断熱で快適な温度を家の外に逃がすことはありません。
また、導入コストが他の全館空調と比べて著しく低く、40坪の敷地であればわずか60万円で設置することができます。
ヒノキヤグループ【Z空調】
温度管理方法 | 天井吹き出し型 |
導入コスト | 120万円前後 |
保証期間 | 10年間 |
加湿機能 | なし |
気密性・断熱性 | 断熱等性能等級4、ZEH対応 |
Z空調はシェアトップクラスの全館空調です。
気密性・断熱性に関してはヒノキヤグループの表樹脂用の家に採用されている「Wバリア工法」で対応しています。
これは、発砲断熱材の「アクアフォーム」と赤外線をカットする「アルミ遮熱材」を用いることで、高い気密性・断熱性を実現するものです。
また、24時間換気換気システム「ココチE」を採用しており、ホコリや花粉を99%以上除去してくれます。
住友林業【エアドリームハイブリッド】
温度管理方法 | 天井吹き出し型 |
導入コスト | 200万円前後 |
保証期間 | 10年間 |
加湿機能 | あり |
気密性・断熱性 | 要問合せ |
エアドリームハイブリッドは省エネの面で優れている全館空調です。
一般の換気システムとは異なり、熱交換換気を行います。
熱交換換気とは、室内で温めた空気を、これから取り入れる空気を温めるために再利用する換気方法のことです。
これにより、冷暖房に使うエネルギーを少なくすることができます。
エアドリームハイブリッドでは、最大85%は熱交換換気を行うので省エネです。
また、有料オプションですが「VAV」という機能を使うことで部屋ごとの温度調整もすることができます。
トヨタホーム【スマート・エアーズ】
温度管理方法 | 天井吹き出し型、床下冷暖房型 |
導入コスト | 120~150万円前後 |
保証期間 | 10年間 |
加湿機能 | あり |
気密性・断熱性 | 断熱等性能等級4、UA値0.7、ZEH対応 |
スマート・エアーズは全館空調システムを極め、室内での上下温度差±1℃を実現した全館空調です。
階ごとに空調システムを分離することができます。
そのため、階ごとの温度調節が可能です。
あくまで階ごとなので、部屋ごとに温度調節することはできません。
また、HEMSという管理システムを導入すれば、スマホで家の外からでも電源のオンオフや温度調節が可能。
出かけている場合でも、家の中を暖かい状態にしておくことができます。
ユニバーサルホーム【ループエアー】
温度管理方法 | 天井吹き出し型、床下冷暖房型 |
導入コスト | 180万前後 |
保証期間 | 30年間 |
加湿機能 | なし |
気密性・断熱性 | ZEH対応 |
ループエアーは全館空調に加え、地熱床暖房を搭載。
地熱床暖房とは1階全面床暖房のことで、地熱を利用して快適性を保つ「地熱床システム」が採用されています。
「室温のバリアフリー化」を全館空調と地熱床暖房で実現している全館空調システムです。
30年間の保証期間があるため、アフターサービスにも定評があります。
パナソニックホームズ【エアロハス】
温度管理方法 | 天井吹き出し型 |
導入コスト | 200万円前後 |
保証期間 | 最大60年間 |
加湿機能 | なし |
気密性・断熱性 | ZEH対応 |
エアロハスは2019年に省エネ大賞を受賞している全館空調です。
省エネ大賞を受賞した主な要因は、5.0kw台の太陽光発電システムを利用でエネルギー収支ゼロにすることを実現したことが大きいでしょう。
また、各室の温度センサーの情報から室温をコントロールし、±2℃の範囲内で調節可能です。
精密機器工場でも使用されているフィルターを採用しており、0.3μの微粒子を99.97%捕集。
ホコリやハウスダスト、花粉などの心配もなく空気を清浄してくれます。
三井ホーム【スマートブリーズ】
温度管理方法 | 天井吹き出し型 |
導入コスト | 200万円前後 |
保証期間 | 10年間 |
加湿機能 | あり |
気密性・断熱性 | ZEH対応 |
スマートブリーズは業界で初めて加湿機能を標準装備した全館空調です。
そのことから加湿機能には定評があり、累計で35000台を売り上げています。
加湿機能により5~10%の湿度を空気に与え、冬場の乾燥を緩和してくれるため、乾燥による肌トラブルなどに悩まされることがありません。
また、高性能フィルターを採用しており、インフルエンザウイルスの生存率の低減を実現しました。
その他にも花粉やホコリの除去はもちろん、脱臭機能もついているフィルターは優れモノです。
アキュラホーム【匠空調システム】
温度管理方法 | 壁掛けエアコン型 |
導入コスト | 250万円前後 |
保証期間 | 10年 |
加湿機能 | 要問合せ |
気密性・断熱性 | UA値0.6、ZEH対応 |
匠空調システムは、タイマー機能を搭載している全館空調です。
タイマー機能でキープ運転に切り替える時間を決めることができるため、省エネになります。
除湿機能もついており、気になるカビや結露対策になるため、梅雨時期には大活躍です。
階ごとの温度調節も可能で、使い勝手のいい全館空調といえるでしょう。
後悔しないためのおすすめハウスメーカーの選び方
ハウスメーカーの質を見極めることは、自身を守るために非常に重要です。
ここで、ハウスメーカーの選び方を紹介します。
ハウスメーカーの選び方は以下の通りです。
- 資料請求してカタログにて比較し候補を絞る
- 住宅展示場で実物を確認する
- ハウスメーカーの得意分野を把握する
- アフターサービスを確認する
- 担当者との人柄は良いか確認する
それぞれについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
資料請求してカタログにて比較し候補を絞る
大まかに候補を絞るための材料としてカタログを請求しましょう。
自分が考えている予算や外せない機能などを照らし合わせて、候補を絞ります。
具体的には3つほど候補を絞れればOKです。
また、販売方式を勘違いしてしまうと自分が求めていた全館空調が手に入らないことがあります。
ハウスメーカー系の全館空調なのか、ビルダーフリーの全館空調なのか、公式HPや電話で問い合わせて事前に確認しておきましょう。
住宅展示場で実物を確認する
候補が絞れたら、住宅展示場で実物を確認しましょう。
しかし、注意点が1つあります。
それは、住宅展示場内の住宅と全館空調のサイズが合っていない可能性があることです。
お客さんの体験のために稼働はしていますが、全館空調の規模は家の坪数や階数で変わります。
そのため、いざ設置されたら住宅展示場で見たものよりも大きくて場所を取ってしまい計画が狂うことも。
担当者に確認を行うのが最も無難でしょう。
また、ハウスメーカーによっては体感宿泊を行っている場合もあります。
性能の確認をするにはうってつけですので、利用してみるといいでしょう。
ハウスメーカーの得意分野を把握する
ハウスメーカーによって得意分野は異なります。
全館空調の観点でハウスメーカーを選ぶのであれば、全館空調に特化したハウスメーカーを選ぶべきです。
しかし、ハウスメーカー系の全館空調の場合、他のハウスメーカーの全館空調を導入することはできません。
候補に絞っているハウスメーカーが、工法、設備、デザイン、費用のどれに強みをもっているのか把握しましょう。
アフターサービスを確認する
アフターサービスは公式HPやパンフレットで確認することができます。
独自のアフターサービスを提供しているハウスメーカーもあり、一例は以下の通りです。
・保証期間の延長
・24時間コールセンターの設置
・メンテナンス契約費の割引
これらのアフターサービスはハウスメーカーによって差があり、サポートの質も比較の対象に含めることは重要です。
担当者との相性や人柄は良いか確認する
ハウスメーカー選びで意外にも多い理由が「担当者の人柄が良かったから」です。
ここで、全館空調の観点で担当者を見極めるポイントを紹介します。
それは、自身でも全館空調を導入した経験があるかどうかです。
実際に導入した経験がある人の意見は非常に役立ちます。
注意点やポイントを聞くことで安心して全館空調を導入できるでしょう。
まとめ
本記事では全館空調のおすすめハウスメーカー11社を紹介しました。
全館空調のおすすめハウスメーカーは以下の通りです。
・積水ハウス 【エアシーズン】
・ヤマト住建 【YUCACOシステム】
・アエラホーム 【Air Rea】
・一条工務店 【全館さらぽか空調】
・ヒノキヤグループ 【Z空調】
・住友林業 【エアドリームハイブリッド】
・トヨタホーム 【スマート・エアーズ】
・ユニバーサルホーム 【ループエアー】
・パナソニックホームズ 【エアロハス】
・三井ホーム 【スマートブリーズ】
・アキュラホーム 【匠空調システム】
また、本記事で紹介しているハウスメーカーの選び方はぜひ実践してみてください。
後悔しないためには事前準備が大事です。
まずは、資料請求して候補を絞ることから始めてみましょう。