二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー12選!選び方の注意点やコツは?

「二世帯住宅を建てたいがどのハウスメーカーが良いか分からない」と悩んでいませんか。

二世帯住宅を建てる際は親世帯・子世帯の両方が快適に過ごせるような住まいを設計しなければなりません。

結論として、まずハウスメーカーを選ぶ際には複数社から見積もり、カタログをとって、比較検討しましょう。

比較対象がなければ、より良いハウスメーカーがあった時に気づかない可能性があり損してしまいます。

その中で自分たちの希望に沿った提案をしてくれるハウスメーカーがどこか選ぶべきです。

本記事では、二世帯住宅でおすすめのハウスメーカーと選び方の注意点やコツを解説しています。

二世帯住宅のハウスメーカー選びの参考にしてください。

二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー12社の比較表

今回は「おすすめハウスメーカー7社」と「ローコストハウスメーカー5社」に分けて紹介します。

本記事で紹介する二世帯住宅でおすすめのハウスメーカーは以下の12社です。

おすすめハウスメーカー

  • 積水ハウス
  • ダイワハウス
  • セキスイハイム
  • へーベルハウス
  • 住友林業
  • パナソニックホームズ
  • ヤマト住建

おすすめローコストハウスメーカー

  • 一条工務店
  • アキュラホーム
  • ユニバーサルホーム
  • アイダ設計
  • クレバリーホーム

これらのハウスメーカーの坪単価、区分、構造、保証期間、特徴を見てみましょう。

ハウスメーカー 坪単価 区分 構造 保証期間 特徴
積水ハウス 60~150万 大手 木造

軽量鉄骨

重量鉄骨

初期30年

(有償で永年)

国内シェアNo.1のハウスメーカー
ダイワハウス 60~160万 大手 木造

軽量鉄骨

重量鉄骨

初期30年

(有償で60年)

自由設計による多彩なデザイン、ニーズに応える
セキスイハイム 60~90年 大手 木造

軽量鉄骨

重量鉄骨

最長30年 独自のユニット工法による建物の強さと自由度の高いプラン
へーベルハウス 70~90万 大手 軽量鉄骨

重量鉄骨

初期30年

(有償で60年)

長く快適に住み続けられる「ロングライフ住宅」
住友林業 60~100万 大手 木造 初期10年

最長30年

素材の木を活かした最高級の木造技術
パナソニックホームズ 60~130万 大手 木造

軽量鉄骨

重量鉄骨

初期35年

(有償で60年)

住宅性能の高さと設備もパナソニック製品で高品質
ヤマト住建 45~80万 中堅 木造 最長30年 高気密高断熱対策に最も注力。3種類のグラスウールを採用
一条工務店 50~60万 中堅 木造 最長30年 自社グループでの商品開発・生産で品質の安定化
アキュラホーム 50~80万 中堅 木造 最長35年 完全自由設計の注文住宅。20000項目のデータベースを所有
ユニバーサルホーム 50~90万 大手 木造 初期30年

(10年ごと有償で永年)

床にこだわりを持ち、地熱エネルギーにより生活を快適に
アイダ設計 25~50万 中堅 木造 初期10年

最長35年

全工程を自社で行い徹底的なマージンカット。ローコストの中のローコスト
クレバリーホーム 30~50万 中堅 木造 初期30年

(有償で60年)

強さ・美しさ・高性能を兼ね備えた外壁タイル

二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー7選

二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー7社は以下の通りです。

おすすめハウスメーカー

  • 積水ハウス
  • ダイワハウス
  • セキスイハイム
  • へーベルハウス
  • 住友林業
  • パナソニックホームズ
  • ヤマト住建

各ハウスメーカーの特徴や強みについて解説していくので、ぜひハウスメーカー選びの参考にしてみてください。

積水ハウス

坪単価 60~150万
区分 大手
構造
  • 木造
  • 軽量鉄骨
  • 重量鉄骨
保証期間 初期30年(有償で永年)
特徴 国内シェアNo.1のハウスメーカー

積水ハウスは名実ともに国内No.1のハウスメーカーです。

標準仕様のグレードが非常に高く、性能面においては多くの魅力を持っています。

一人ひとりに合わせたオーダーを再現するパーソナルオーダーメイドが最大の特徴で、自由度の高い設計プランと住宅性能における等級の高さは住宅業界随一です。

性能面における各項目の等級を見てみましょう。

  • 耐震等級3
  • 耐風等級2
  • 断熱等性能等級5
  • 一次エネルギー消費量等級6
  • ホルムアルデヒド発散等級3

これらの等級は全て最高等級であり、積水ハウスの住宅性能の高さが伺えます、

断熱性の面では、床や壁。天井の全てに高性能断熱材を隙間なく詰め込む「ぐるりん断熱」を採用。

耐震性は東日本大震災でも被害が特になかった実績があり非常に優秀です。

積水ハウスが提案する二世帯住宅「カゾク・ト・カゾク」はコンセプトとして「100の家族には100の暮らし方がある」を掲げており、担当者が気づいてないあなたのニーズを掘り起こし提案してくれます。

「カゾク・ト・カゾク」に搭載されている標準仕様は以下の通りです。

標準仕様 概要
高断熱仕様 次世代省エネ基準をクリア
スローリビング 戸外の軒下空間とリビングの動線にバリアフリーを追求
空気環境配慮仕様 24時間換気システムを搭載。化学物質に配慮した顕在のみを建設に使用
スマートUD ユニバーサルデザインを基本にして、美しいデザインによる心地よさを生活に与える

長期優良住宅にも対応可能なため、親子2世代のみならず、3世代にわたって高品質な生活環境を提供してくれるハウスメーカーです。

ダイワハウス

坪単価 60~160万
区分 大手
構造 木造

軽量鉄骨

重量鉄骨

保証期間 初期30年(有償で60年)
特徴 自由設計による多彩なデザイン、ニーズに応える

ダイワハウスは時代のニーズに合わせて、高耐震・省エネ性・高耐火を商品に取り入れ、最近では防犯配慮に取り組んでいるハウスメーカーです。

その代表となる商品が「xevoΣ」で、あらゆる環境アイテムを搭載しており、外壁には断熱材を3層にして家全体を包み込むことで、高断熱・高気密性を実現し、独自のエネルギー吸収型耐力壁「ディーネクスト」は建物へのダメージを最小限に抑えます。

遮音性が高い壁でもあるため、二世帯住宅ならではの悩みである生活音を遮断し、プライバシーを充分に確保可能です。

家のエネルギー状況を確認できる「D-HEMS」を採用し、省エネ・創エネのナビゲートをしてくれるので、経済面でもサポートしてくれます。

また、ダイワハウスの二世帯住宅は、空き家になっても第三者に賃貸物件として貸せる「かせるストック」に対応しており、子世帯のみならず3世代にわたって資産性が高い二世帯住宅です。

 セキスイハイム

坪単価 60~90万
区分 大手
構造 木造

軽量鉄骨

重量鉄骨

保証期間 最長30年
特徴 独自のユニット工法による建物の強さと自由度の高いプラン

セキスイハイムは住宅のベースに「ボックスラーメン構造」という高層ビルの建築技術を応用した構造を採用しています。

高耐久・高耐震でありながら自由な間取り設計が可能です。

全棟耐震等級は最高等級の3。

最大の魅力である大容量の太陽光発電「スマートパワーステーションFR」は屋根をフラットにすることで、より多くの太陽光を搭載可能にし、蓄電システム「e-Pocket」を導入すれば、貯めた電気のみで11時間生活できます。

セキスイハイムの二世帯住宅「隣居Style」は親世帯と子世帯の居住スペースの間にシェア空間を作り、プライバシーを保ちながら、独立性を保てる自由な暮らしが可能に。

安心感とほどよい距離感のハイブリッド型二世帯住宅です。

変化していく家族構成に合わせて、賃貸用として併用することもでき、右棟で生活を送りながら、左棟を

賃貸物件にリフォームできます。

へーベルハウス

坪単価 70~90万
区分 大手
構造 軽量鉄骨

重量鉄骨

保証期間 初期30年(有償で60年)
特徴 長く快適に住み続けられる「ロングライフ住宅」

へーベルハウスの注文住宅は鉄骨造を中心に住宅を建設していることから、優れた耐久性があり、基盤構造の耐用年数は60年以上です。

この基盤があるからこそ「ロングライフ住宅」が成り立っています。

工業化住宅で初となる「ハイパワード」と「剛力システム」の2つを掛け合わせた制震システムを採用。

耐火性も高く、外装にALCコンクリート、内装に石膏ボードの耐火構造部材を使用しています。

独自の設計システム「アリオス」によって、周辺環境や生活のシミュレーションが設計段階からバーチャルで体験可能です。

より完成後のイメージが湧きやすく、理想の家づくりにグッと近づくヒントを得られます。

へーベルハウスの二世帯住宅「2.5世帯住宅」は60代世帯主家族+単身の子で暮らす世帯が増えていることから、開発された発展型の二世帯住宅です。

その世帯に子世帯を足した新しい形の二世帯住宅を提案しており、キッチン・浴室・玄関が世帯ごとにある完全分離タイプを基本としています。

住友林業

坪単価 60~100万
区分 大手
構造 木造
保証期間 初期10年

最長30年

特徴 素材の木を活かした最高級の木造技術

住友林業は木材の特徴や素材感を最大限に生かした設計手法や、デザインに根強い人気があるハウスメーカーです。

涼温房という設計手法を採用しており、木材本来の温かみを利用して、冷暖房に頼りすぎない生活環境を与えてくれます。

地震の揺れに対してしなる木材はダメージを受けやすいため、地震エネルギー吸収パネルを採用。

高剛性ゴムを住宅基盤と柱の接合部に固定し、建物の変形を一般の工法に比べ70%の軽減に成功しています。

窓を2層にして遮音性の向上、壁にはグラスウールを採用し、高断熱を実現しており快適な生活空間を自然の温かみと共に感じることができます。

住友林業の二世帯住宅「ikiki」は隣居タイプ2棟建て、独立タイプ平屋、独立タイプ2階建て、独立タイプ3階建ての4種類から選択可能です。

完全分離型ではあるものの、共有のテラスやガーデンで交流を行えます。

また、標準仕様のグレードが高くキッチンはLIXIL製の最上級キッチン「リシェルSI」が装備されており、システムバスは他社だとオプションで8~10万円前後かかるTOTO製のシステムバスを選択可能です。

パナソニックホームズ

坪単価 60~130万
区分 大手
構造 木造

軽量鉄骨

重量鉄骨

保証期間 初期35年(有償で60年)
特徴 住宅性能の高さと設備もパナソニック製品で高品質

パナソニックホームズは鉄骨造住宅を強みとし、幅広い住宅タイプを得意分野としているハウスメーカーです。

業界で初めて住宅の空気制御に着目し研究を進め、換気システムに花粉やPM2.5を除去するHEPAフィルターを搭載。

住宅内の空気環境を整えることに成功しました。

また、環境への配慮から太陽光発電や消費エネルギーのデータを可視化する「スマートHEMS」を採用し、ZEH対応の一歩先を行くエネルギー管理を実現。

省エネに対する姿勢が評価され「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」では3年連続で特別優秀賞を受賞しています。

敷地のぎりぎりまで建設できるマルチモジュールシステムは15cm単位で設計可能です。

敷地を無駄なく活用できるため、二世帯住宅で狭くなりがちな居住スペースを広げることができます。

パナソニックホームズの二世帯住宅「つどいえ」の間取りタイプは4種類です。

  • 融合タイプ→全ての空間を共有
  • 半融合タイプ→玄関・LDK・浴室を共有
  • 半独立タイプ→玄関・LDKを共有
  • 独立タイプ→完全に分離

半融合タイプと半独立タイプの違いは浴室を共有するかどうか。

「浴室は気遣いが多い」という声から新たに出来た間取りタイプです。

多層階住宅「ビューノ」では1フロア=1世帯を基本にしており、階ごとに完結させることで各世帯のライフスタイルで気兼ねなく生活できます。

ヤマト住建

坪単価 45~80万
区分 中堅
構造 木造
保証期間 最長30年
特徴 高気密高断熱対策に最も注力。3種類のグラスウールを採用

ヤマト住建は高気密・高断熱に最も力を入れているハウスメーカーです。

通常のハウスメーカーでは基本的に断熱材は1種類のみですが、ヤマト住建では3種類のグラスウールを採用しています。

窓にはLow-Eトリプルガラスを採用し、3枚のガラスの層にアルゴンガスを封入することで高い断熱性と気密性を実現。

省エネ性にも優れていることが評価され、2021年度の省エネ大賞では、Low-Eトリプルガラスと3種類のグラスウールを標準装備した「エネージュAF」が最高位の経済産業大臣賞を受賞しています。

ヤマト住建の二世帯住宅「絆」の間取りタイプは平面分離型と上下階分離型の2種類です。

プランは以下の4つ。

  • ほぼ独立タイプ→玄関のみ共有
  • ほどほど同居タイプ→玄関・浴室が共有
  • ほどよく同居タイプ→玄関・浴室・ダイニングが共有
  • 完全同居タイプ→個室以外共有

ヤマト住建では二世帯住宅でも全国14都府県に展開しているモデルハウスにて宿泊体験を行っています。

実際に宿泊してみてヤマト住建の高気密・高断熱な住空間を体験してみてはいかがですか。

二世帯住宅のおすすめローコストハウスメーカー5選

二世帯住宅のローコストハウスメーカーは以下の5社です。

おすすめローコストハウスメーカー

  • 一条工務店
  • アキュラホーム
  • ユニバーサルホーム
  • アイダ設計
  • クレバリーホーム

この5社は上述した7社のハウスメーカーよりも安く二世帯住宅を建てることができます。

各ハウスメーカーの特徴や強みを解説していくので、参考にして自分に合ったハウスメーカーを選んでください。

一条工務店

坪単価 50~60万
区分 中堅
構造 木造
保証期間 最長30年
特徴 自社グループでの商品開発・生産で品質の安定化

一条工務店は創業初期から住宅性能を重視しており、30年以上前から耐震性について、研究機関と連携しながら追求してきたハウスメーカーです。

木造建築の中では耐震性・気密性・断熱性のどれをとってもトップクラスで、どの性能もテストの実験結果を目で確認して確かな商品だけを提供する方法をとっています。

高性能ウレタンウォームを天井・壁・床の素材両面に重ねて高断熱性を実現。

ツインモノコック構造を採用し、地震の揺れによる外圧を分散させて被害を最小限に抑えます。

これは天井・壁・床を結び付けている箱型になっているので、面でしっかりと外圧を受け止めることが可能です。

一条工務店は太陽光発電にも注力しており、2年連続で「太陽光を搭載した住宅を最も多く建てた会社」としてギネス記録に認定されています。

二世帯住宅でかさみがちな電気代を削減できるので、太陽光発電を採用し家計の足しにしましょう。

アキュラホーム

坪単価 50~80万
区分 中堅
構造 木造
保証期間 最長35年
特徴 完全自由設計の注文住宅。20000項目のデータベースを所有

アキュラホームは完全自由設計でありながら、2000万円台から二世帯住宅を建てられるハウスメーカーです。

S&Iの技術を標準設定しており、外壁や天井などの外周部分と内装を区分して作れるため、完全自由設計が可能になっています。

「ライフサイクルウォール」という間仕切り壁を活用すれば、部屋ごとの仕切りを変更できるため、さらに自由度を上げることが可能です。

住宅設備のキッチンや水回り・居室は1mm単位で設計をオーダーでき、そのデータベースを20000項目所有しているため、理想とする配置やデザインが分からない場合でも参考にして選ぶことができます。

耐震性にも優れており、震度7クラスの振動を3階受けても外傷・損傷なしだった実験結果が出ており、地震や台風に対する強さを実証しました。

下請け会社や中間に会社を設けないことでマージンをカットし、建築に使用する部材を一括購入することでローコストを実現しています。

ユニバーサルホーム

坪単価 50~90万
区分 大手
構造 木造
保証期間 初期30年(10年ごと有償で継続)
特徴 床にこだわりを持ち、地熱エネルギーにより生活を快適に

ユニバーサルホームは高品質でありながらコストを省いた商品作りが特徴のハウスメーカーです。

地熱床システムは地面と床下の間に砂利を敷き詰め、隙間をなくすことで外部からの衝撃、騒音、振動を吸収する働きがあります。

また、地熱床システムは敷き詰めた砂利から地熱が伝わってくるため、天然の床下温度で天候の影響を受けない天然素材の床暖房です。

制震装置はMGEOーN63を採用し、度重なる地震の揺れによるダメージを抑えるため、建物の揺れ自体を1/2に削減します。

ユニバーサルホームの二世帯住宅「ウィズ・ハート」は「心地よく支えあう二世帯の家」がコンセプトです。

ハイパーフレーム工法を用いた優れた耐震性は、東日本大震災の津波にも耐えたほどの実績があります。

アイダ設計

坪単価 25~50万
区分 中堅
構造 木造
保証期間 初期10年

最長35年

特徴 全工程を自社で行い徹底的なマージンカット。ローコストの中のローコスト

アイダ設計はローコストの中でもさらにローコストなハウスメーカーです。

全工程を自社で行うことで、徹底的なコストカットと安定した品質を供給し続けています。

自社でプレカット工場を所有しており、品質チェックにクリアした木材や部材のみが使用されるため、工期も短いです。

完成後は、第三者住宅検査機関によって施工品質チェックが行われます。

アイダ設計の社員以外が行うことで、忖度抜きのリアルな品質チェックがあるので安心です。

2世帯でも1000万円台から建てられ、狭小地工法も得意としているので、予算や土地が少ない方はアイダ設計に問い合わせてみてはいかがですか。

クレバリーホーム

坪単価 30~50万
区分 中堅
構造 木造
保証期間 初期30年(有償で60年)
特徴 強さ・美しさ・高性能を兼ね備えた外壁タイル

クレバリーホームはオリジナル外壁タイルが最大の特徴です。

デザインも豊富なうえに高防傷性や高強度で、高寿命であることからメンテナンスコストを抑えられます。

自然素材を固めて作っているため、色落ちもせず劣化もしにくいです。

また、独自開発の「プレミアムハイブリッド工法」は土台から軒まで柱1本で強固に固定し、地震の揺れや暴風に強いモノコック構造と接合部を高い強度で固定するエンジニアリングウッドを使用した工法です。

職人の質によって強度が左右されないように高精度HSS金物を使用し、さらに品質の安定化を図っています。

これらすべて合わせたプレミアムハイブリッド工法は従来の工法に比べ1.5〜3倍の強度をもたらすことに成功。

安心・安全な二世帯住宅を提供してくれるハウスメーカーです。

二世帯住宅を選ぶ際のポイント

二世帯住宅のハウスメーカーを選ぶ際のポイントは以下の4つです。

二世帯住宅を選ぶ際のポイント

  • 建築実績から自分の理想が叶うか判断する
  • 性能や特徴、強みが自分の求めている項目か確認する
  • 完成後のアフターサービスや保証期間を確認する
  • 営業担当者の人柄を見極める

この4つを踏まえてハウスメーカーを選ぶようにしましょう。

各ポイントについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

建築事例から自分の理想が叶うか判断する

各ハウスメーカーの公式サイトには建築事例が掲載されています。

建てた家の間取りや内装・プラン・家族構成を見ながら自分に近しい事例を参考にしましょう。

公式サイトには全ての事例が掲載されているわけではないため、自分に近しい家族構成やライフスタイルがない可能性があります。

知人や友人に二世帯住宅を建てた人がいる方は、公式サイトの建築事例よりも実際に建てた人の意見を参考にしましょう。

性能や特徴、強みが自分の求めている項目か確認する

自分が二世帯住宅に何を求めているか書き出し、優先順位をつけましょう。

各ハウスメーカーで特徴や強み、性能面で注力している項目はちがいます。

自分の求める項目を可視化するとハウスメーカーの候補も絞りやすくなるため、スムーズにハウスメーカー選びが進むでしょう。

完成後のアフターサービスや保証期間を確認する

完成後のアフターサービスや保証期間を確認しましょう。

大手ハウスメーカーの場合だとアフターサポートやサービスの質も良く、保証期間も初期で30年保証してくれる会社が多いです。

ローコストハウスメーカーは大手ハウスメーカーと比べ保証期間が極端に短くなります。

家にはそれぞれ寿命があり、木造だと30年、鉄骨造だと30〜50年ほどです。

住み方や使い方により木造でも100年住むことができる点を踏まえても、初期保証は長く、アフターサービスも質が良い方が安心できます。

また、有償で保証期間が延長になるハウスメーカーがありますが更新するタイミングはそれぞれです。

有償せず倒壊した場合は全て自己負担になるので、出来る限り保証期間は延長することをおすすめします。

営業担当者の人柄を見極める

ハウスメーカー選びの決め手になることが意外に多いのが営業担当者についてです。

家の性能はもちろんですが、最終的には営業担当者の人柄でハウスメーカー選びは決まります。

二世帯住宅を新築した経験がある営業担当者が最も好ましいです。

営業担当者に新築した経験があると、親身に話を聞いてくれますし、こちらの気持ちを理解してくれます。

なかなか新築した経験がある営業担当者がいない場合は、二世帯住宅を担当した経験が豊富な営業担当者を選ぶようにしましょう。

二世帯住宅を建てる際の注意点

通常の注文住宅とはちがい、二世帯住宅ならではの注意点があります。

以下の3つです。

二世帯住宅を建てる際の注意点

  • 間取りは3種類ありそれぞれに特徴がある
  • 光熱費はトラブルの元になる
  • 二世帯がともに納得がいく間取り・設計にする

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

間取りは3種類ありそれぞれに特徴がある

二世帯住宅の間取りには以下の3種類がありそれぞれに特徴があります。

  • 完全同居型
  • 部分共用型
  • 完全分離型

それぞれの間取りの相場価格は以下の通りです。

完全同居型 2100~3200万
部分共用型 2800~4200万
完全分離型 3900~5200万

必要な敷地の大きさも変化し完全分離型>部分共用型>完全同居型の順で十分な敷地が必要になります。

メリット・デメリットは間取りによって様々ですが、どの間取りを選ぶにしても各世帯で話し合いをして選びましょう。

それぞれの間取りの特徴について解説していきます。

完全同居型

完全同居型は各世帯が居室以外のすべてを共有して生活する居住スタイルです。

安心感を得られ、コミュニケーションや交流が頻繁にできる反面、プライバシーの確保が難しいというデメリットがあります。

また、常に気を遣わなければならない生活に疲れてしまうことも。

自分の時間が必要な人には少し不向きな間取りです。

部分共用型

一部分だけ共有する間取りで、「玄関のみ共有」「玄関・浴室を共有」など共有する住宅設備や範囲を決められるのが特徴です。

ほどよい距離感はありつつ、ある程度プライバシーを守れる最もバランスが良い間取りです。

完全分離型

玄関・リビング・浴室・キッチンなど住宅設備が全て2つずつある間取りで、プライバシーを大事にしたい人におすすめの間取りです。

最もトラブルが起こりにくい間取りで、隣にいる安心感を得ながらプライベートも確保できます。

二世帯分の設備が必要なためコストがかかってしまうのがデメリットです。

よりローコストで二世帯住宅を建てるなら完全同居型を選ぼう

価格の面だけでいうならば、完全同居型が最も安いです。

そのため、価格を重視している場合は完全同居型を選びましょう。

共用部が減っていくにつれて、住宅設備を増やす必要があるためコストはかかります。

また、通常の建物に二世帯分の設備を導入すると居住スペースが狭くなりがちです。

敷地と建てたい間取りを担当者に相談し、あらかじめイメージをつけておきましょう。

光熱費はトラブルのもとになる

二世帯住宅の場合、光熱費や税は一世帯分の請求になるためトラブルになりやすいです。

子世帯が共働きの場合だと家で生活する時間が減り、親世帯は日中も家で生活していると必然的に親世帯が使う光熱費が多くなります。

このことが光熱費に関してトラブルになりやすい原因です。

入居前に世帯間で生活の中のルールを設定し、トラブルを未然に防ぎましょう。

二世帯が共に納得できる間取り・設計にする

親世帯・子世帯の両方が納得のいく間取り・設計にしましょう。

どうしても意見が合わない場合は、完全分離型をおすすめします。

また、将来の家族構成やライフプランも念頭に置いて考え、変化していく家族構成に合わせて柔軟に快適な住まいづくりをしましょう。

まとめ

二世帯住宅のおすすめハウスメーカーを12社紹介しました。

紹介したハウスメーカーは以下の通りです。

おすすめハウスメーカー

  • 積水ハウス
  • ダイワハウス
  • セキスイハイム
  • へーベルハウス
  • 住友林業
  • パナソニックホームズ
  • ヤマト住建

おすすめローコストハウスメーカー

  • 一条工務店
  • アキュラホーム
  • ユニバーサルホーム
  • アイダ設計
  • クレバリーホーム

二世帯住宅は自分だけの意見ではなく、親世帯の意見も十分に取り入れ、お互いが納得のいく家を建てられることがベストです。

プランや間取り設計の段階から話し合いを十分に行い、二世帯共に快適に過ごせる住まいづくりをしましょう。

まずは複数社から見積もり、カタログをとって、比較検討をすることから始めてみてください。